一般的に家を購入する場合、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。住宅ローンを理解するのには専門知識が必要になり、詳しくない一般の方の場合、疑問や不安があるでしょう。住宅ローンの基礎知識を覚えておけば、安心して住宅ローンを組むことが出来ます。
住宅ローンの借り方
ほとんどの方が住宅ローンの借入れ方を銀行などの案内を参考にするでしょう。ただし、銀行はあくまでもモデル案を提示していますので、そのシミュレーションが必ずしもあなたに最適とは限りません。
住宅ローンを借りる時には、借入額と金利、返済期間で判断することが大切です。そのため、毎月の返済額で判断するよりも、総返済額で判断することをおすすめします。
なるべく借入額は小額で、低い金利、返済期間を短く借りるのがポイントです。そうすることで、負担を大きくすることなく、スムーズな返済が可能になります。
返済方法
住宅ローンの返済方法には、大きく分けて元利均等返済と元金均等返済の２種類があります。元利均等返済は、毎回の返済額の元金と金利の割合を変えることで返済額が一定になるものです。ローンを返し終わるまで毎回の返済額が同じになりますので、将来の見通しが立てやすくなっています。元金均等返済は、毎回の元金の額を一定にするもので、当初が最も高くなっており次第に下がっていきます。元利均等返済に比べ支払利息総額が小額で、総返済額を抑えたい方に向いています。
住宅ローン控除
住宅ローンは出費がかさむものですが、住宅ローン控除を利用すれば、負担を減らすことが出来ます。住宅ローン控除は、年末の住宅ローンの残高により、所得税の控除が受けられるもので、消費税率により控除額は変わってきます。
消費税5%の新築住宅、個人から購入した中古住宅などは約2000万円、消費税8%の新築住宅の場合は約4000万円で、この金額に控除率1%をかけた金額が約10年に渡り控除されます。控除を受けるには一定の条件を満たすことと、確定申告を忘れずに行うことが大切です。
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